hipokunのブログ

興味、関心、好奇心。何もなくても、健康さえ在れば、なんとかなるよ。

ボケ防止に「簡単麻雀」

 

13~4年程前にまりますが、当施設では、朝から夕方まで、

食事以外、「麻雀」しかしない方々がいました。

他の利用者との関りはほどんどなく、賭博好きな面々たまり場化していました。

 

その傍らで、ご高齢で、これと言った「趣味」もない、

ひたすら無為に過ごす面々も結構居ました。

 

どちらにしても、日々の暮らしを有意義に過ごして頂きたい方々です。

 

そこで、「麻雀好きの面々」と、「無為に過ごす面々」に

デイでの生活を「楽しんでもらおう!」と思い付いたのが、

今回紹介する、「簡単麻雀」です。

 

エッ!大勝負ですか?

結構、ルールとか、「役」とか、「麻雀」でしょ!

まさか、「積み木崩し」じゃーないでしょうね!

 

ク~ッ!「大丈夫なんです」

では、さっそくルールから、ご説明しましょう。

 

まずは、準備!

基本麻雀です。但し、可能な限りルールを簡単にしました。

用意するのは、麻雀牌、マット(点棒は不要、サイコロも不要)。

 

麻雀牌は全て、同じ図柄4個一組とし、余分に有る物は除きます。

春夏秋冬、東南西北、これも各一組(同じ図柄と判断)とします。

 

まず、マットの上で、麻雀よろしく、ジャラジャラと混ぜます。

そこで、表になっている牌は裏返します。

トランプの卓上シャッフルかな?(トランプは裏返る様な事はないですが)

何処かの国のトランプは突如として裏返りますが・・・

道草はいいから、次に!

 

卓上の牌を各自、任意に10個引き寄せ(麻雀は13個?ですね)、

自分だけが見えるように立てます。

(トランプで10枚手に広げるようなものです)

10個の手牌の中で、同じ図柄があれば、対になるように並べ直しましょう。

 

もしも、もしもですよ、ラッキーな貴方なら、

4個同じ図柄が手牌に並ぶかもしれません。

その場合は、3個一組としてマットの右隅に、表面を上にして並べましょう。

ゲームの途中でも、いいのですが、エチケットとして、
1組できた時点で、右隅に並べましょう。

「麻雀」には、数字が順序良く3枚並ぶ「ジュンツ」と言うのがありますが、

「簡単麻雀」には「トイツ」(同じ図柄が3枚揃う)しか有りません。

「カン」(同じ図柄を4枚揃える)はないので、4個目は捨牌処理します。

(麻雀を全く知らない方は、麻雀言葉の意味は無視して下さい)

 

3個揃っている場合も当然右隅に並べます。

手元には7枚残ります。2組並べたら、手元に4枚残ります。

 

さて、手元の4枚ですが、

1対×2、1対+2牌、4牌バラバラのどちらかですね。

いえいえ、運のいい方は、1組+1牌という方もいますね。

 

麻雀でいうテンパイとは、ザックリいうと、何か1牌、入れば「勝ち」ですが、

この「簡単麻雀」では、1牌、あるいは2牌(どちらか1牌)です。

 

「簡単麻雀」について、分かり易い?ように、

手元の麻雀牌の並べ方から、ご説明しましたが、

ゲームの進め方に戻りましょう。

 

「簡単麻雀」は3名で行います。4名でも可能ですが、

誰も「ロン」(最後の1牌をゲットし、勝利の「雄叫び」)と言えず、

ゲームが「ながれ」(最初からやり直し)となる事が多いので、3人がベストです。

 

手元に10牌引き寄せ、麻雀のように、左廻りでゲームは進みます。

 

ちょっとまってよ。麻雀て、牌をブロックの様に積む、「あれは?」

「簡単麻雀」には、「ドラ」「裏ドラ」なんてないし、

順番が廻ってくれば、マットに伏せ置いた牌をどれでも任意に取ればいいので、

そういった「ブロック積み」はいらないのです。簡単でしょ。

 

「親」は、どうするの?

スタート時は、ジャンケンで始め、

2ゲーム目からは先のゲームに勝った方からスタートします。

「親」だからと言って、何の扶養義務も特権もないですよ。

 

順番よく1牌引いて、1牌を自分の左前に置きます。

2巡目からは先の捨牌に並べて、ドンドン右側に向け並べていきます。

(これは麻雀と同じですね。)

 

この「簡単麻雀」のいい所は、トランプの様に、「一枚引いて、一枚捨てる、」

その中で、手元に「対」になるのが「有るか、無いか」だけを、

考えていては、いけません。

簡単なゲームですが、あれこれ、「気配り、おもてなし」の、

必要なゲームなんです。

 

同じ図柄は4個しかありませんから、

どの牌が捨てられ、どの牌が1個も捨てられていないか、

どの牌が3個そろって表に並べてあるか、色々と、観ていないといけません。

そして、手牌のうち、どれから捨てるべきか、

優先順位を考えて、おかないといけません。

 

やりなれた方は、捨てられている牌と同じ牌が手元にある場合、

すぐに、その牌を横倒しにしておいて、自分の順番がくると、牌を引くなり、

迷うことなく横倒しの牌から順に捨て、それから、次どうするかを考えています。

 

3名でおしゃべりしながら、捨て牌に目を配りし、

どの牌が1組揃えるのに「確率が高いか低いか」ちゃんと考えてます。

なにも考えずにゲームをやってると、

生意気チコちゃんに、「ボーッと生きてんじゃねーよ」って、叱られます。

 

チコちゃんに叱られないように、

ゲームの相手二人が捨てた牌が、自分の手牌の中に「対」(2牌)ある場合、

 

麻雀の「ポン」の様に、宣言者の特権で、その捨て牌を取り上げ、

3枚一組で右隅に並べる事が出来ます。(勿論1牌捨てます)

 

「ポン」と言って、順番無視の「あらわざ」の次ですが、

ポンと宣言した人の右側の人(右廻り)の順番となります。

 

つまり、右手の人から「ポン」すると、又、右側の人に順番が回り、

左側の人は1巡飛ばされる事となります。

世の中、そう言う事が多いものです。

 

さて、終盤、誰か「テンパイ」(後1個で勝ち)しているとしましょう。

いや、皆テンパイしているかもしれませんね。

誰かの捨て牌に他の二人が「ロン」と宣言する事があります。

 

残り1牌待ち、あるいは2牌の内の1牌が当たりの時。

そんな時は、「簡単麻雀」では、ゲーム進行順となります。

つまり、捨て牌した次の順番の人に「ロン」の優先権があります。

先に言った者勝ちにした方がいいでしょうか?

そんなルールで血を流されては困るので、優先順位を決めました。

 

如何でしょうか。

取説を書き始めると長くなりますが、実際には、一度やってみる事です。

 

これまでの経験では、全く「麻雀」を知らない方でも、

2ゲーム目から、助け舟なしで、スイスイとゲームを楽しんでます。

 

この「簡単麻雀」は、多少のワザはありますが、

「ホボホボ」その日の「運」次第です。

この「簡単麻雀」のおかげで、勝負勘のない方々にも、十分勝機があり、

「ボーとしてんじゃねーよ」と叱られても、「レジェンドになれる」と、

爺ちゃん、祖母ちゃんも大会が近づくと、目が輝いてきます。

 

この「簡単麻雀」のおかげで、全く関わる事のなかった面々が、

ゲーム以外でも、同じ仲間として、互いに気遣うようになりましたよ。

 

年に2回「簡単麻雀大会」を開催していますが、

毎度、盛況で、麻雀卓が4台フロアを占拠し、

さながら、雀荘のようで、順番待ちするメンバーも多い状況です。

 

どうぞお試し下さい。